肌トラブル⑦たるみ
肌の弾力、潤いが失われたのが原因
目元や口元、フェイスラインなどがたるむと、実際の年齢よりも老けて見えてしまうことが少なくありません。加齢などによって顔の筋肉や靭帯、皮膚などが衰えると、支えることができなくなって顔がたるんでしまいます。
皮膚の真皮層には、コラーゲンやエラスチンなどの潤い成分があり、それらが肌の弾力を保っています。加齢や紫外線などの影響によってこれらの潤い成分が減少してしまうと、肌のハリや弾力が失われ、肌がたるんでしまいます。日頃からこれらの成分を補い、紫外線対策をしっかりとしてダメージを避けるように心がけましょう。また、顔の構造を支える土台ともいえるスマス筋腱膜というものがあり、これが皮膚と脂肪を支えています。そのため、加齢によってこのスマス筋腱膜が劣化すると、皮膚や脂肪が支えられなくなって全体的にたるんでしまうことになります。
対策としては、まずは紫外線対策をしっかりとしてダメージを減らすこと。それと同時に、たっぷりと睡眠をとり、栄養バランスのいい食事をしっかりと摂るように心がけましょう。体の酸化がたるみの大きな原因のひとつですから、ポリフェノールやビタミンA、C、Eといった抗酸化作用の高いものを積極的に摂るのもオススメです。