肌トラブル①肌荒れ
肌荒れには、おもに3つの原因がある
肌トラブルの代表格といえば肌荒れ。栄養が不足したり、紫外線や花粉などの刺激を受けたりすることでカサカサになったり、ザラついたり。そんな肌荒れの原因は主に3つあると考えられています。
まずひとつは、肌のバリア機能の低下です。健康な肌は、水分と油分がバランス良く保たれることで良い状態をキープできています。ところが、栄養不足や睡眠不足、疲労、ストレスなど体内の不調をはじめ、紫外線、花粉、ハウスダストといった外からの刺激を受けると水分と油分のバランスが崩れてしまうことがあります。そうなると、肌そのものが本来備えているバリア機能が低下して肌が荒れてしまうのです。
ふたつめはホルモンバランスの変化です。特に、女性は生理周期に合わせてホルモンのバランスが変化します。また、加齢にともなって更年期を迎えた時にもホルモンバランスが大きく変化します。ホルモンバランスが変化すると肌が敏感になり、肌が荒れやすくなるのです。
みっつめは、肌のターンオーバーの乱れです。肌はおよそ28日周期で新しく生まれ変わっています。ところが暴飲暴食、睡眠不足、ストレス、強い紫外線、それに加齢などによってターンオーバーが乱れることがあります。そうすると、古い角質が残ってしまい、シワやシミの原因となることがあるのです。