肌トラブルの原因③乾燥
肌トラブルは乾燥からはじまる
季節的な要因だけでなく、心身の調子が悪い場合でも悩まされることの多い肌の乾燥。また、新型コロナウイルスの対策として、手の洗浄やアルコール消毒をする機会が増えた影響で、手の乾燥が気になる人もいるでしょう。また、マスクも乾燥や肌荒れの原因になるため注意が必要です。
では、肌の乾燥を放置すると、どのようなことが起きるのでしょうか。
肌が乾燥すると、皮膚の生まれ変わりを促すターンオーバーのサイクルが乱れます。これにより、未熟な角質細胞が作られてしまい、保湿機能やバリア機能が上手に作用しないため、肌の乾燥が進みます。このように乾燥を繰り返すことこそが、肌トラブルを引き起こす原因となっています。
乾燥肌を防ぐためには、毎日のスキンケアが欠かせません。エステサロンなどに通って良い施術を受けていたとしても、基本のスキンケアができていなければ、効果も半減するでしょう。
洗顔後やお風呂上りには化粧水と乳液を使った保湿ケアをすることが何よりも大切です。スキンケアのポイントは「水分と油分のバランスを整えること」と覚えてください。化粧水も乳液もただつければ良いのではなく、量が多すぎたり少なすぎたりしないように注意しましょう。
また、基本のスキンケアだけでは足りないときは、乾燥が気になる部分に化粧水をたっぷりと含ませたコットンマスクをおこなうなど、さまざまな対策をしてみてください。