肌トラブル④シミ・そばかす
紫外線によって生まれたメラニン色素が原因
ふと気づくと、鏡の中の自分の顔にシミができてきる……。そんなシミの主な原因は紫外線や乾燥、加齢、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、そして触りすぎなどのダメージなどがあると考えられています。なかでも最大の原因となっているのが紫外線です。
紫外線を受けると、そのダメージから肌を守るためにメラニン色素が作られます。このメラニンが肌を黒くするために「日焼け」となります。日焼けはしばらくすると元の肌の色に戻りますが、一部に日焼けした「跡」が残ることがあります。これがシミのもととなると考えられています。
元々メラニンは紫外線から体を守る働きをしています。ところが、細胞が活性化すると紫外線を浴びていない時もメラニンを作り続けてしまいます。これにより、シミやそばかす
が時間とともに濃くなっていくのです。
するものですが、紫外線を浴び過ぎると過剰につくられてしまいます。色素細胞が活発に働き始めると、紫外線を浴びていなくてもメラニンをつくり続けるので、放っておくとしみ・そばかすが濃くなってしまうのです。メラニンの生成を抑えるためには、紫外線を避けると同時に、にきびや吹き出ものによる刺激やメイク時の刺激などを避けることが大切です。