肌トラブル②乾燥肌

皮脂の減少が乾燥につながっている

数ある肌トラブルの中でも、特に水分が不足している状態の肌のことを乾燥肌と呼びます。肌は、水分と油分のバランスが整うことで、肌本来のバリア機能が働いて健康な状態を維持しています。ところが、油分、つまり皮脂が減少してしまうと、肌の水分が失われて乾燥してしまうのです。

乾燥肌とは、文字通り、肌のうるおい・水分が不足している状態。本来、肌は角質がバリアとなり、水分を保持しています。健康な肌は、汗などの水分と皮脂が混ざり合ってできた皮脂膜で覆われています。この天然の保湿クリームが少なくなると、肌の乾燥をまねいてしまうのです。

皮脂が減少してしまう原因はいくつかあります。たとえば季節的な問題で、やはり空気が乾燥する冬は肌も乾燥しやすくなります。また、不規則な生活や暴飲暴食、ストレスなども皮脂の過剰や減少に大きく影響します。そして、もうひとつ大きな原因となるのが加齢です。人間は誰でも年を取ることは避けられませんが、それ意外の要因はできるだけ避けたり、対策したりしたいところですね。