肌トラブル③ニキビ・吹き出もの
皮脂の過剰な分泌が原因
思春期の肌トラブルといえばニキビ。毎日しっかりと洗顔しても、出来てしまう人は少なくなりません。ニキビとは、過剰に分泌された皮脂が汚れや古い角質と混ざり合って毛穴につまり、炎症を起こしている状態です。皮脂が過剰に分泌される原因はいくつかあり、たとえば脂質や糖質のとり過ぎ、ビタミン不足なども大きく影響しています。また、睡眠不足や暴飲暴食などの不規則な生活、ストレスなども原因のひとつ。女性の場合は生理周期などにともなってホルモンバランスが乱れることで皮脂が過剰に分泌されてしまうこともあります。
放置しておけば小さくなってなくなるものから、大きくなってクレーターのような跡が残ってしまうようなものもあります。一般的に、思春期によくできますが、大人になってからもできることがあります。そのため、思春期のものはニキビと呼ばれるのに対して、大人になってからのニキビは吹き出物と呼ばれます。
ニキビは、過剰な皮脂や古い角質、汚れなどをエサにアクネ菌という菌が繁殖することによって発生します。ですから、過剰な皮脂だけでなく、汚れや古い角質などを洗い流して清潔に保つことが大切です。