肌トラブルの原因①栄養バランス

ビタミンB群の不足で肌荒れが悪化

体は普段の食事から作られています。好きなものだけを食べていては健康状態を維持できないように、肌の細胞もひとつひとつが、食事から摂取した栄養成分をもとに育んでいます。外食やコンビニ弁当など栄養の偏った生活が続くと、肌が荒れてニキビができるなどトラブルの原因となります。

肌の材料となるたんぱく質なども必要不可欠ですが、ビタミンB群の不足は、肌荒れを起こしやすくなるため注意が必要です。ビタミンB2やビタミンB6は、肌細胞の主成分であるたんぱく質や糖質の代謝をサポートする役割を担っています。ビタミンB2は「美肌ビタミン」と呼ばれています。

どれだけビタミンB群を摂取していても、脂っこい食べ物やお菓子の食べ過ぎはビタミンB群を消費する原因です。体内に蓄積することができないため、毎日摂取することを忘れないでください。

ビタミンB群が含まれる主な食品は以下のとおり。
・ビタミンB2:レバー、うなぎ、卵、アーモンドなど
・ビタミンB6:レバー、かつお、まぐろ、ニンニク、ピスタチオ、焼き海苔など
・ビタミンC:赤ピーマン、ブロッコリー、レモンなど
・ビタミンA:レバー、うなぎ、ニンジン、ほうれん草、かぼちゃなど
・ビタミンE:ツナ缶、たらこ、アーモンド、アボカドなど

また、無理なダイエットで炭水化物や脂質をカットすることは、肌にとって良い行為ではありません。糖質は肌細胞を作るエネルギーにもなるため、必要最低限の栄養素は摂取しましょう。