十分な睡眠で肌トラブルを予防
睡眠中に肌のターンオーバーが促進される
さまざまなダメージにさらされている肌は、一定の周期で新しく生まれ変わり続けることで美しさと健康を保っています。この肌の生まれ変わりであるターンオーバーは、睡眠中に活発化します。そのため、寝不足が続くとターンオーバーのサイクルが長くなってしまい、古くなった角質が毛穴に詰まって吹き出物になったり、シワやシミの原因になるなど、さまざまな肌トラブルを招いてしまうのです。
そんな肌のターンオーバーを促しているのは脳下垂体から分泌される「成長ホルモン」です。よく、成長期の子どもは夜10時から深夜2時ごろまでは眠ったほうが良い、などと言われます。これは、この時間に特に大量の成長ホルモンが分泌されるため。当然のことながら、夜型の生活を続けていたり、睡眠不足が続いていたりすると、成長ホルモンの分泌量が減少してターンオーバーのサイクルが乱れてしまうというわけです。
ですから、肌トラブルを避けるためには、できるだけ22時前に就寝する早寝早起きを心がけて、成長ホルモンの分泌を促し、肌のターンオーバーをサポートしましょう。